ママの保母さん体験記

4月いっぱいかけても全然保育園に慣れてくれないひなちゃん。
「保育園は怖いところじゃない」ということをわかってもらうために
97年5月8日(木)〜9日(金)の二日間保母さんやってきましたので
そのレポートをしてみたいと思います。
これはムスメの通っている横浜市立しろばら保育園
1・2歳児クラスのある一日です。


7:30〜9:00 登園タイム(7:30〜8:30は時間外、時間外の嘱託の先生も             大体9:00までいる)    (朝の仕事)        1:外に上着の汚れ物用ビニール袋をかけ          トイレにオムツの汚れ物用ビニール袋をかける。        2:子供をトイレに連れていき、布オムツに替える。        3:連絡ノート、エプロン、おしぼり用ハンディタオル2枚           を所定の箱に入れ、手ふき用ハンディタオルを所定の位置          にかける。        4:半袖、長袖、ズボン、オムツ、オムツカバーの補充        5:簡単な申し送り        6:月曜日はパジャマを所定の箱に入れ、          敷布団カバーと毛布カバーをかける。 9:00 手を洗って、おやつ(1・2歳児のみ)    (木)プリッツ、牛乳    (金)ビスケット、牛乳 9:30    長椅子のようなところに並んで座って、先生と一緒に       手遊び歌をした後、外へ 〜10:50   園庭で3歳児クラスと一緒に泥んこになって遊ぶ 〜11:00   足を洗ってトイレに行って着替え 11:00 手を洗って、昼食(先生も一緒に)    (木)ごはん、松風焼(和風ハンバーグみたいなの)      春雨の酢の物、すまし汁、メロン    (金)ごはん、魚の照焼、野菜のおかか和え、      五目野菜汁、甘夏みかん 11:30    トイレに行って、パジャマに着替え 11:45 手遊び歌の後、紙芝居 11:50    順次お布団へ。        12:20までにはみんな寝てしまいました。 〜14:30前後 お昼寝タイム        先生はこの間に交替で休憩し、連絡ノートを書いたり        手仕事をしたり。 14:30〜15:00起きた子からトイレに行って着替えて各自部屋遊び 寝る子は15:30くらいまで寝ていた。 15:00    手を洗って、おやつ    (木)スパゲッティナポリタン    (金)桃缶のヨーグルト和え、おばあちゃんのぽたぽた焼き 15:30 手遊び歌の後、テラスへ出て三輪車で遊ぶ        早い子はお迎えが来る。        時間外の嘱託の先生が来て、何気なく職員の先生と交替。 16:30    職員の先生いつの間にかいなくなる。 16:45〜18:30時間外       (帰りの仕事)       1:オムツを紙オムツに替える。       2:汚れ物の回収。         上着・オムツ・おしぼり・お手拭き・エプロン       3:連絡ノート回収       4:プリント類を所定の場所から取る。       5:簡単な挨拶       6:金曜日はパジャマと布団カバーの回収
次に感想を。 まず、気になったところ。 やっぱり、圧倒的に手が回らない。 だから、朝行っても自分から先生のところに行って話しかけない 限りかまってもらえない。 (先生は先に来た子たちに本を読んであげたりしてつかまっている) ハナたらしてても拭いてもらえない。 オムツも外遊びから戻ったときなどのポイントでしか 替えてもらえない。 寒いと言っても着せてもらえない。 服が濡れてしまっても取り替えてもらえない。 それから、ほめられるということがない。 保母さんはケンカの仲裁をするくらいが精一杯で 泣かずに遊んでいる子は見る余裕がない。 「できたよーせんせーみてー」と言っても 誰も見に来てくれない。 みんなが一斉に自己主張するので、大きな声で何回も 同じことを言わないと聞いてもらえない。 (最近ムスメがうるさく、しつこくなったと思っていたら・・・) 「抱っこしてー」と先生にしつこく言う子しか、抱っこしてもらえない。 (人恋しいのか、甘え上手な子は、すぐ抱きついてきたり ひざに上ってきたりしてかわいかった) 乱暴な子はぶったり噛みついたりするが、ちゃんと大きな声で 泣いて知らせないと気がついてもらえない。etc. ・・・これは、読んでもらえばわかるとおり、みんな保母さんの 人数がもっと(せめてあと1〜2人でも)多ければ解消される ことなんだよね。 だから、保育園を選ぶとき保母さんの人数チェックはとっても大事だなー と思いました。ちなみにしろばらは公立なので法律で決められた 人数ぎりぎりしかいません。(1・2歳児12人に保母二人) 逆にいいと思うところ。 これはベビーシッターさんとの比較で書きます。 まず、自己主張をしっかりする(せざるをえない)ようになるということ。 ベビーシッターさんや親だと、どうしても先回りして あれこれ手を出してしまうけど、保育園では大きな声で「やりたい」 「いやだ」と言い続けないと聞いてもらえない。 それから、こども同士の中でもまれるということ。 やっぱりいつまでも大人に保護され甘やかされてるだけでは かわいそう。ケンカもするけど、お互いルールを決めて遊んだり、 他の子がいじめられてるのをかばったりして、社会性を身につけて いくのはとっても大事だと思う。 それから、保母さんが「ボス」であるところ、「しつけ」をしてくれる ところもシッターさんと違うところ。 シッターさんはおばあちゃんと一緒で、とにかく預かってる時間を 無事過ごすという接し方だから、何でも子供のいうことを聞いてくれるし もうただ「かわいいかわいい」で、そういう時期も必要だとは思うけど、 きちんと規則正しい生活を送る、自分でできることは自分でやらせる、 順番を守ることを教える等々はシッターさんではなかなかできないことです。 それから、園庭で思いっきり泥んこになって裸足で水遊びしたり 花をつんだりできるというのも大きなポイントです。 うちの近所では一歩外に出たら危なくて裸足では歩けないし、 花なんてつんだら怒られる。 つまり、保育園のいいところをひとことでいうと 「いじめられっこも親のせい?」のテーマでもある「生きる力」を育てる というところだと思います。たくましくなるというのは、粗野になるということ でもあるわけですが、ま、しょうがないよね。 しかしまあ、二日行っただけではありますが、保育園というのはれっきとした 「社会」なので、私たちが会社に行くのと同じくらい子供は気をつかい ストレスをためているのだなあというのがよくわかりました。 だから、帰ってきたらいっぱい甘えさせてあげて、少々のわがままには 目をつむってあげてほしいなあと、ほんと思いました。 私はもう夕方になると子供のカン高い声を聞いただけで頭痛が したよ。やれやれ。
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