解熱剤を使ったら・・・
97年6月23日(月)の夕方38.5度の熱が出て、夜には40度近くまで上がりました。
びくんびくんとけいれんし、わけのわからないうわごとをいうので怖くなって
あわてて座薬を買いに行き、投入したのですが・・・。
みなさんは発熱についてどのような認識を持ってますか?
私は元々は「熱は体が病気と戦ってる証拠だから、下げる必要はない」
と思っていたのですが、ある子供を3人育てた方から「子供はあんまり
熱が出ると脳味噌溶けるっていうから放っておいちゃ駄目よ」といわれ、
また別の人からも「脳膜炎になる」という話を聞いたので
今回娘が40度の熱を出した際、2回にわたって座薬1/2個を入れました。
ところがそのことをきょうお医者様で話したところ
しかられてしまったのです。以下はうちのかかりつけのお医者様の
意見です。
1:いまは小児科では「いかに解熱剤を使わないか」というのが
基本方針になっている。理由としては、解熱剤は対症療法であり
原因療法ではないこと、そして副作用があることなどが
挙げられる。一昨年には厚生省から解熱剤使用禁止の通達が
出されたくらいである。(これは”てんかん性などで
使わざるをえない子供もいるので全面禁止は困る”という
医師たちの反対があったので撤回された。)
2:特に座薬は以下の理由で使用しない方がよい。
・直腸の粘膜は大変弱いので、挿入時に傷をつけ
そこからバイキンが入ってしまうことがある。
(直腸から入れるのはそのほうが効くからではなくて
嫌がる子供に飲ませるより投与しやすいという
親側の理由)
・肛門性感を刺激することにより、おむつがとれにくくなる
場合がある。
3:40度くらいの熱で脳に障害が出ることはない。
脳膜炎は脳膜炎になるから熱が出るのであって
熱が出て脳膜炎になるということはない。
体がせっかく病気と戦っているのに、親が安心したいために
解熱剤を使うのは病気が治るのを邪魔しているだけである。
だそうです。上記に関する論文の書かれている冊子も見せてもらいました。
「座薬を常備」というのは小さい子を持つ親の常識
となっていますが、そうともいいきれないんですね。
そういえば、前におでこに「ひえぴた」を張って耳鼻科に行ったとき
「頭蓋骨の下は脳味噌しかないんだからおでこを冷やしても駄目。
喉に湿布などして冷やした方がいい」ともいわれました。
「お母さん、もっと勉強しなきゃ駄目だよ」と言われましたが
ほんとですねー。
ちなみに、こんな間抜けな勘違いをしていたのは私だけかもしれないけど
私は発熱しているときは寒気がするから部屋も暖かい方がいいのかと思って
このくそ暑い(失礼!)のに冷房もいれずにいたのですが
「適度な温度にして、湿度を下げて快適な状況にしてやること」だそうです!