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●スタッフから皆さんへ
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ノルウェー男女平等の本を出版する会
代表 荒川ユリ子
TEL/FAX 03-3305-9346 |
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私がこの本を初めて手にしたのは、1991年秋のことでした。女性団体の視察団の一員として、男女平等の先進校といわれるオスロ市・アービルス学校を訪れた時、この本の共著者の一人であるランボー先生が紹介してくださったのです。
ノルウェー語で書かれているこのテキストの内容は、もちろん、初めはわかりませんでした。しかし、帰国後、ノルウェー人留学生のアンネ・ランデさんに「生徒用1」を翻訳していただいた時、「男女平等」というテーマを、こんなに易しく、小学校低学年の子どもにも理解できるように表現できるのか、と本当に驚きました。
細部まで丁寧に描き込まれたイラスト、詩のようなリズムを持つ短い文で表された豊かなメッセージ。これが高学年ではどのように展開されるのか、教師用にはどう指導すると書かれているのか、「生徒用1」だけでなく、全冊の内容を知りたくなりました。(略)
1冊また1冊と内容が明らかになるにつれ、ますますこの本に引きつけられました。このテキストには様々なテーマが盛り込まれていますが、”女性が仕事を持つことは人権である。それを実現する上で、無償の家事労働を男性も共に分担すること、また女性にも、小さい時から職業に対する自覚を持たせ職業教育することが必要である”というメッセージには、特にひかれました。
日本では、女性が自立できる仕事を持ち、働き続けるということは、まだまだ大変なのが現状です。女性であるというだけで、なぜこんなにも困難なのかと、長い間考え続けてきた私の関心にぴたりと一致したのです。
小さい時にこのような本に触れられたらどんなに良かっただろう、これからの子どもたちには、ぜひこういう教育を受けてもらいたい、と思いました。
さらに、男女平等の問題が単に男性・女性だけの問題に終わるのではなく、平和、南北問題、オルターナティヴな問題解決方法などにまで展開されていくのを見て、ジェンダーフリー教育のもつ豊かな可能性を再認識しました。
あとがきより |
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「男女平等の本」(1)〜(8)より
▼ある晩は、おかあさんがエバの世話をします。次の晩は、おとうさんがエバの世話をします。
▼なぜ、おかあさんは泣いているのですか?
▼おかあさんの仕事は警察官です。
▼何人の女の人が、この仕事についていますか?
▼あなただって、何度もやらないと、丸パンを作るのが得意にはならないでしょう。
▼わたしたちが大人になったときにどうなるかが知りたいんです。
▼自分でやってみようとしない限り、できるようになるわけがないんだよ。
▼女の人が自分で生活できる仕事をさがさなきゃ。
▼手をあげたみんなを当てなくちゃ。女の子だけじゃなくて。
▼漫画の中にはどんな登場人物が出てきましたか?
▼彼女はもうすぐ割礼を受けなければならないのです。
▼あなた方は男性に対抗することに一生懸命です。しかし、わたしたちにとって、それではじゅうぶんではありません。
▼生徒に、男性と女性それぞれの外性器を描かせ、色をつけさせ、名称を書かせてください。
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