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| ●6(中学校高学年用) 「連帯か抑圧か−第三世界の女性たち」より (2) | |
![]() 第三世界の多くの女性は、先進国の女性たちが奮闘して取り組んでいる男女平等問題は、彼女たち自身が直面している問題に比べればささいなことだと思っています。メキシコ女性会議の一環として開かれた女性法廷で、このことが明らかになりました。 高地インディアンの粗末な身なりをした、ひとりの小柄ながっしりとした女性が壇上に上がり、話しました。「失礼します。わたしはボリヴィアから来た鉱山労働者の妻にすぎません。わたしたちはみんな女性ですけれども、わたしはここにおられる他のみなさんとは同じ立場にはおりません。わたしのように主婦でありながら、鉱山労働者を組織しようとしている女性たりは、迫害され、暴力にさらされているのです。これは、あなた方にはわからないことのひとつです。あなた方にはわたしたちの苦しみを理解することはできません。夫たちが少しずつ肺から血を吐き出したり、せきこんで何リットルという血を吐くとき、わたしたちがどのように感じるか、あなた方は知りません。 わたしたちの子どもたちが栄養失調だということも、あなた方は知りません。毎朝4時に起き、家の中と炭鉱での仕事をすべてやり終えて、夜中の12時にやっと床につくということがどういうことか、あなた方には理解することができないでしょう。これが何を意味するか、すべて理解できますか?あなた方は男性に対抗することに一生懸命です。 しかし、わたしたちにとって、それではじゅうぶんではありません。 何の解決にもならないのです。わたしたちにとって今もっと大切なのは、男性と一緒に、わたしたちの国の解放に向けて闘うことだとわたしは思います。根本的な闘いは、男女間の闘いではなく、金持ちと貧しい人々とのあいだの闘いだと思うのです」 このように、鉱山労働者の妻であるドミティラは語りました。彼女は、はげ山のアンデス山脈を登ったところにある、ボリヴィアのシグロ・ヴェインテという、寒さの厳しい鉱山町から来ていました。彼女は、ボリヴィアの労働者階級からの唯一の代表でした。 |
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