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5(小学校高学年から中学校用)  「魔女狩りから参政権まで−ノルウェー女性史」より (2)
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 グンナルが自分の読む漫画を注意して見てみると、まったくと言っていいほど、女性は重要な役割を持っていませんでした。連載漫画のどれをとっても、女性は主人公ではないのです。
「いままでもそうだったように、『ドナルド・ダック』の世界でも同じなのね。男の子のことがいちばんたくさん書かれていて」とヘーゲが言いました。
「とっても不公平。『ドナルド・ダック』の漫画には女の子がほとんど出てこないのに、女の子はほとんどみんな『ドナルド・ダック』を読んでいるのよ。『ドナルド・ダック』の編集部に手紙を書いて、わたしたちの調査について話さなくちゃ」アネッテが言いました。「そうだ、もっと女の子の登場人物を出すように提案しよう」ヤルレが言いました。
 その後、わたしたちは別の漫画の調査をしました。どれをとっても、女性と男性が同じ数だけ登場するものはありませんでした。わたしたちは、『ドナルド・ダック』の編集部に手紙を送ったことを後悔しそうになりました。というのは、他の多くの雑誌はもっとひどかったからです。けれども、グレーテが言いました。「他のものにも手紙を書きましょう」
「そりゃあ、大仕事になっちゃうね」ヴェガールが言いました。

漫画の中にはどんな登場人物が出てきましたか?
 わたしたちは、黒板に、人物の特徴を表す言葉で思いつくものをあげました。
 親切な、きれいな、気前のよい、お金持ちの、家庭的な、発想豊かな、がまん強い、かしこい、いたずらな、けちな、貧しい、野蛮な、思いや
りのない、怒りっぽい

 漫画の中に出てくる男性は、野蛮で、思いやりがなく、怒りっぽく、いたずら好きであるのに対し、女性は親切で、きれいで、家庭的で、がまん強い場合が多いということを、わたしたちは発見しました。
「まったく、これもひどいね」とボルドが言いました。「もし、こういうのばかりたくさん読んでいたら、最後には、漫画のヒーローのように強くなかったら自分はおかしいんじゃないかと思っちゃうよね。たいてい、漫画のなかの理想の女の子は、おばかさんでかわいらしくて、男の主人公がするとんでもないことでもがまんするんだよね」

  



「男女平等の本」(1)〜(8)より

ある晩は、おかあさんがエバの世話をします。次の晩は、おとうさんがエバの世話をします。
なぜ、おかあさんは泣いているのですか?
おかあさんの仕事は警察官です。
何人の女の人が、この仕事についていますか?
あなただって、何度もやらないと、丸パンを作るのが得意にはならないでしょう。
わたしたちが大人になったときにどうなるかが知りたいんです。
自分でやってみようとしない限り、できるようになるわけがないんだよ。
女の人が自分で生活できる仕事をさがさなきゃ。
手をあげたみんなを当てなくちゃ。女の子だけじゃなくて。
漫画の中にはどんな登場人物が出てきましたか?
彼女はもうすぐ割礼を受けなければならないのです。
あなた方は男性に対抗することに一生懸命です。しかし、わたしたちにとって、それではじゅうぶんではありません。


ノルウェー男女平等の本を出版する会
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